アズレンクソ解説ブログ

株式会社Yostarから配信中のスマートフォン向けゲーム、アズールレーンのクソ解説をします。

長門

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クソ解説

2018年05月31日(木)から同06月14日(木)の期間で開催された大型イベント「墨染まりし鋼の桜」の期間限定建造にて入手可能な重桜所属のSSR戦艦。ピックアップ確率は他の目玉SSR艦と同じく2%であるが、決して高くはないため沼った指揮官も多い。

海域のネームド艦として既に登場していたが、デザインが変更されている。これに関しては様々な憶測が飛び交うものの、公式からの発表は一切ないため鵜呑みにしない方がよい。

新デザインの長門は狐耳巫女黒髪ロングぱっつんロリ。明らかに属性を盛り過ぎである。担当声優は久野美咲。分かっているじゃないか。ケッコン衣装も実装されており、こちらは白無垢に身を包んだ彼女が三つ指をついている。実に犯罪的な構図である。もしもし海軍部?(突然のハムマン)担当イラストレーター曰く、「巫女(巫狐)から神様へ昇華したイメージ」とのこと。なるほど確かにケッコン衣装では長門の背後に白い狐が控えているのが確認できる。

イベントの会話を見れば分かるが、性格はやや内向的で流されやすい傾向にあった。が、ケッコン後メイン1ボイスで、救出されたことをきっかけに前向きに生きていこうという意志を感じることができる。尊い。というかケッコン後ボイスは全体的に神なので(ダブルミーニング)、是非とも事案など恐れずにケッコンしていただきたい。尊い。ところでその白無垢、オフショルで絶妙にスケベなのは何ででしょうかね。タッチ2が誘い受け同然ということもあり、なんかこう、そういう感じなんですかね。そういう感じなんですね、ねえそうなんでしょ(迫真)。長”門”ち”ゃ”ん”可”愛”い”な”あ”。尊い

キャラ性能がぶっ壊れていると同時に本体性能もぶっ壊れているおかげで、おりゅ性能もとても高い。老害が口癖のようにおりゅおりゅと喚いているせいで、新規がなかなか参入してこない(大嘘)。公式生放送で発表があった通り、実装からわずか三か月ながらLv120到達数が一番多く、彼女の強さを裏付けている。ぅゎょぅι”ょっょぃ。

性能解説

性能

ステータス

LV100時だと、素のステータスでは耐久と回避がトップクラス。スキルの補正はないものの、SSR相当の生存能力を有している。一方、火力と装填は控えめ。SSRの中でも最も低い部類に入り、場合によってはSR艦を下回ることもある。対空は三笠を除き最下位。まあ、二種のスキルが本体なので、このくらい控えめでも特に問題がなさそうだが……。

何と別の問題が発生する。レベルキャップの解放により、LV120まで育て上げた長門は、何故か他の戦艦よりステータスの上昇が著しい。対空が低いのは相変わらずだが、火力はSSR艦の真ん中程度になり、装填もほとんどのSR艦より高くなる。全体的に並のSSR艦相当のステータスながら本体がスキルというのだからちゃんちゃらおかしな話である。というかそもそもステータスが上がらなくとも、主砲と副砲の補正値が一回り高く設定されているため実効火力は他の艦と比べて遜色ないのだが。

スキル

長門の本体その1。旗艦配置時、重桜所属艦の火力を10%、装填と命中を20%向上させ、更に重桜所属空母の与ダメージを20%上昇させる陣営バフスキル。当然、このバフは自身にもかかるので、実質的な数値はSSRの中でもトップクラス。与ダメ上昇が特に偉いスキルではあるが、命中バフも、素の命中が低い主力にとってはありがたい。演習においては装填バフにより魚雷と一航戦の航空攻撃で二回目まで先手を取れるため、重桜編成がトップメタを張るに至る強力無比なスキルとなっている。

  • BIG SEVEN-桜

長門の本体その2。主砲発砲時に40%の確率で発動し、画面を一層する弾幕を放つスキル。弾幕の形状は、従来のBIG SEVENのように画面全体に及ぶ針状の薄いものと、エレバス級の特殊弾幕のような>>なる形をしたものを足し合わせた感じ。しかも弾種は榴弾。軽装甲への補正値が高く炎上効果も期待できるので、中央に高密度の弾幕を放っておきながら、おまけ程度の薄い弾幕で量産型駆逐を薙ぎ払っていく。発動確率こそ低いものの、DPSの期待値でトップに躍り出るほど威力の高いスキルである。旗艦配置が推奨される彼女との相性も良い。ちなみにスキルボイスが「余は長門。重桜の長門である。」なので、挨拶、自己紹介などとよく言われる。

運用

雑に強い上に、単艦でも活躍できる。スキルの性格上、旗艦配置推奨。副砲の発射モーションが最速勢なので、自爆ボートの処理も可能。ただし対空は控えめであるので、12章などの艦載機がキツい場面では僚艦による補助が不可欠。

装備

主砲
  • 381mm連装砲改T0

装填重視の榴弾砲。実用的な火力を搭載できる主砲の中では一番攻撃速度が速い。以前はコアショップで交換できたが、現在は研究しか入手経路が存在しないのが難点。

  • 410mm連装砲T3

381mm連装砲改T0と比べてDPSが少し上がり、代わりに攻速がやや下がっている。炎上ダメージもこちらが上。

  • 380mmSKC連装砲T3

リロードの速い徹甲弾。軽装甲へのダメージが伸びないので汎用性が低く、使用頻度は高くない。大型イベントのEX海域で採用されやすい。


基本的には主砲トリガーの弾幕を考慮して、上記の攻速が速い主砲を持たせることが多い。のだが、その確率は40%と心許ないため、あえてDPSを重視した主砲を持たせる場合もある。

  • 406mm三連装砲MK6T3

説明不要の戦艦主砲。特殊弾幕を信じないのであればこれ。

  • 試製381mm三連装砲T0

研究で入手可能な金主砲。曲者揃いの金主砲の中ではかなりまともな性能をしている。DPSは406mm三連装砲MK6T3にやや劣るが、弾幕は火力を参照するので金装備の恩恵を受けることができる。

  • 試製410mm三連装砲

研究でのみ入手可能だが、こちらは徹甲弾。一部イベント海域などのセイレーンには刺さるが、現状優先される場面はあまり多くない。

副砲

火力値確保のため、できるだけ金装備を持たせてあげよう。

  • 試製152mm三連装砲T0

研究で入手できる徹甲弾砲。射程が長く、前衛が撃ち漏らした量産型をせっせと掃除してくれる。演習においては、攻撃側ならば相手前衛にも届くので採用されやすい。ただし高性能ゆえ軽巡にも持たせたいため、非常に悩ましいところ。

  • 155mm三連装砲T3

榴弾砲。箱から出る他、海域で設計図を集めることができるため、比較的入手性は良い。

金装備がなければ次の装備が候補となる。

  • 152mm三連装砲T3

榴弾砲だが、同じ名前の装備があるので注意が必要。扇状に射出されるため、画面の上下を走るボートも迎撃しやすい。

  • 152mm連装砲T3

徹甲弾だが、同じ名前の装備が他に二つも存在するので更に注意が必要。榴弾でも通常弾でもなく、徹甲弾である。

対空

戦艦の中でも最低クラスの対空性能なので、そこまでこだわる必要はない。12章などの艦載機が大量にやってくる海域や演習で手詰まりになる時にだけ気にすればいいだろう。優先すべきパラメータは射程>攻速≧威力。

  • 113mm連装高角砲T3

説明不要のルンバ。射程と単発火力に優れる対空砲。余っているならこれでよい。

命中+10の補正値を持つ唯一無二の対空砲。特に戦艦であればこの命中補正はかゆいところに手が届くので、優先的に載せていいだろう。単発火力は低いものの、攻速が速いおかげでDPSで言えば高い部類に入る。難点は研究産で数が揃えられないことか。

その他
  • 高性能火器管制レーダーT0

ユニオンイベにて手に入る金装備。補正は火力と命中。だが、特筆すべきは特殊効果である「初回主砲の装填時間を15%短縮する」というもの。演習では先手を取るための装備として必須級。海域での優先度はやや下がるが、主力の攻撃速度調整などにも役に立つ。編成と相談して決めよう。

  • SGレーダーT3

命中と回避を上昇させ、みゆ率を低下させる特殊効果を持つ装備。ステータス補正はどちらとも戦艦にとって嬉しいもので、困ったら載せておくの精神で問題ない。箱はもちろん、海域で設計図掘りもできるので揃えようと思えばそれなりに揃えられる。

戦艦垂涎の一品。補正値、特殊効果ともに優秀で、あるなら載せたい装備二種。特殊効果はいずれも主砲攻撃にのみ適用されるので、弾幕を主体とする本艦とはシナジーが効きにくい。基本的には一式の方が期待値で上回る。

  • 自動装填機構T3

金火器が手に入らない場合の繋ぎが主ではあるが、装填を上昇させるので主砲の回転率はよくなる。

  • 高性能対空レーダーT0応急修理装置T3消火装置T3

それぞれ高難度海域で必要になる装備たち。状況に応じて載せてあげよう。

編成

バフの都合上、相性が良いのは重桜所属艦、特に空母となる。

  • 一航戦

重桜艦隊鉄板の編成。海域でも演習でも大活躍である。上記の通り、演習では装填バフのおかげでフッド(QEのバフ込み)の二回目までギリギリ先手を取ることができるため、強力なトップメタとして機能している。ただし、高性能火器レーダーを搭載したモナークには二回目で先手を取られる。

  • 五航戦

一航戦の亜種、と侮るなかれ。航空値で劣るものの、先手必勝が必須ではない状況において五航戦のスキルが光ることもしばしば。特に、高難度海域適性は一航戦より高いまである。

重桜待望の単騎で完結している正規空母。つまり他にもう一隻編成できるということであり、その自由度はかなり高くなる。大鳳の性能自体は偏りこそあるものの航空攻撃による火力担当がメイン。逆に、対空性能はそこまで高くないので12章などでは僚艦で補う必要がある。長門バフが乗った最大火力の航空連携は爽快に尽きる。

  • 祥鳳

前衛を回復でき、味方の航空を上げるスキルを持つ軽空母。制空支援は味方に航空攻撃をできる艦がいないと死にスキルになる。通常、攻速の速い艦載機を載せることが多いが、制空支援を生かすために大鳳や伊勢などを編成する場合は調整が必要となる。

  • 明石

長門の苦手な艦載機を処理でき、効果が重なる装填バフを持つので相性が良い。高難度海域では6戦することも多いため、弾薬が増えるのも嬉しい。

  • 三笠

三笠を旗艦に、両側を長門陸奥で挟むやや変則的な編成もあるが、基本的にはロマン枠。長門を旗艦にしてもよい。

  • 最上

砲撃メインのため、前衛の中では相性が良好。重巡にとっては命中バフもありがたみがある。